バゲットから始まって、パン大国のフランス。フランスのパンで大好きなのが「田舎パン」という意味のライ麦の入ったパン・ド・カンパーニュ (Pain de campagne) です。この記事では、自家製天然酵母ルヴァンを使った、粉・水・塩だけで作るパン・ド・カンパーニュの作り方をご紹介します。
ルヴァンを使うと少し酸味があるパンになるのですが、これがライ麦の味と相まって、病みつきになる美味しさなんですよ・・。ルヴァンの一部のバクテリアがでんぷんを食べるので、体内での吸収・消化を容易にしてくれ、グルテンに敏感な人には特にルヴァンから作るパンを摂取することが進められているそうです。(参照元 : Les cinq bienfaits du pain au levain naturel )
今回は小麦粉T65(フランスの小麦粉。準強力粉〜強力粉程度。プロテインが11〜11,5%くらいの小麦粉)255gとライ麦粉(Farine de seigle T130)70g、水260gを混ぜる。粉と水がしっかり混じるまで混ぜ、放置。ライ麦の代わりに、全粒粉やスペルト小麦粉など、白くない粉も代用できます。放置時間の目安は1〜2時間。1,5時間おいた生地はこんな状態です。→