フランスの定番お菓子の一つ、ガトーショコラ。フランス語の “Gâteau au chocolat” は 、チョコレートを用いた焼き菓子をさすだけで、特にこれ、という作り方はないのですが、みんなが大好きなチョコレートを使っているので、誕生会や打ち上げなど、持ち寄りでパーティがあると誰かが必ず作ってくる一品です。それだけに色々なケーキがあり、美味しいガトーショコラを食べるたびに作り方を聞いているのですが、「簡単、表面はサクっ、中はしっとり、でも重くない」条件を満たすレシピにであいましたのでご紹介します。
(このレシピで使っている型は、20cmX15cm X(深さ)7cmの長方形パイレックスです。)
1. オーブンを180度に温めはじめる。
2. チョコレートとバターを細かく砕いて鍋に入れ、弱火の湯煎にかけてゆっくりととかす。湯煎の水の温度は熱くなりすぎないこと。水がフツフツと気泡を出してきたくらいの熱さが目安です。油分と水分が分離しないよう、熱くなりすぎないように気をつけること。とかしきったら湯煎からおろしてさます。
3. ボールに卵と砂糖の半量を入れて混ぜる。卵が泡立ってきたら、残り半量の砂糖を入れて、生地が白っぽく持ったりとなるまでかき混ぜる。
4. 薄力粉をふるって3に入れる。混ぜる時はゴムベラで。
5. 2のチョコレートとバターを合わせたものを4.に流し入れる。
6. 型にバターをぬり(もしくはクッキングペーパーを引き)、全ての材料を型に入れる。
7. 温めておいたオーブンに入れ、20〜25分ほど焼いて取り出す。串をさすと、少し柔らかめな感じですが、そのまま冷ませば大丈夫。熱が取れたら、型から出す。
8. 粉砂糖をかけるときは、完全に生地が冷めてから。(生地が温かいと粉砂糖が溶けてしまうので。)ふるいにかけながら粉砂糖をふります。
そのまま食べても美味しいですが、バニラアイスやフルーツを添えたり、生クリームをホイップしたもの、クレム・アングレーズ(カスタードクリームを液体にしたようなソース)などをかけても美味しいです。翌日になると、しっとり度が倍増してさらに美味💖 ボナペティ!
チョコレートは暑いと溶けるし、冬に食べた方が美味しいもの、と勝手な印象を持って、夏場にチョコレートを使ったお菓子を作ることをしていませんでした。ケーキのマンネリが続いて作ってみたのですが、夏場にチョコレートケーキを食べるのもあり!ですね。疲れた体をジワっと癒してくれる甘さです。もちろん寒い季節に食べるのも美味しいのですが。
こちらのケーキレシピ、
と簡単なのがいいところ。すっかり我が家の定番となりました。
手間が少なく簡単に作れるケーキをご紹介しています。急遽人が家に来ることになっても、大丈夫!こちらのレシピも合わせてどうぞ。
レモンケーキ (CAKE AU CITRON) をピエール・エルメのレシピで作る
ブルターニュ生まれのバターケーキ、キャトルカール(QUATRE-QUARTS)の作り方
オレンジケーキの作り方・堀江和子さんのレシピより
メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です
Δ
このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。