【ハワイ旅行】 2 – スキューバダイビングライセンス取得
スキューバダイビング講習前に準備したこと
PADIという世界で通用するスキューバダイビングの資格「オープンウォーター」をハワイで取ることに決めてから、泳力をあげることとテキストを覚えることに励みました。「器材無しでの200mスイム、または、マスク、スノーケル、フィンを使用して300mスイムが出来ること」と受講必要条件が出ているので、200m泳げなかった私は会社勤めのあと泳ぎ方を習って、ほぼ毎日プールに直行してひたすら泳ぎの練習をしました。さらに夜は夫と購入した学習DVDを見て、付属のテキストで何度も質疑応答テスト。週末は海で足のつかないところで長距離を泳ぎ、シュノーケリングの使い方を練習していました。こんな事前準備をして、ダイバー講習にのぞみました。
オープンウォーター3日講習・初日
ハワイ到着2日目から、ダイビングのライセンス取得3日間のコースが始まりました。初日午前中は、理論とプール演習。学校のプールが海軍基地の中にあるので、学校の人が基地の受付に迎えにきてくれないと入れません。防弾チョッキを基地受付の人が普通に着ているので、こういう服装の人に守られているエリアのプールで練習やるのか・・と不思議な気分になりました。
私たちが選んだコースは、事前に理論を自分で勉強して頭に入っていることが前提なので、いきなり理解テストから始まりました。プールサイドでテスト。生徒は私たち夫婦と優しいアメリカ人の男性1名の3人だけだったので、のんびりムードで助かりました。
テストが終わったら間違ったところをチェックして、先生の解説を聞きます。その後すぐに最終理論テスト、4択から正しい答えを1つ選ぶテストでした。最初のテストも、最終理論テストも間違いは2,3個とけっこうできたのでラッキーでした。
座学の後はプールで実習。まずはBCDという浮力を調整し、ボンベを支えることのできるベストの準備や装着の仕方など、理論でならったことを実践としてやってみます。先生はさくさくと教えてくれるけど最初は、手慣れず時間かかりました。
そしてウェットスーツを着て、BCDを装着し、プールで練習をします。水中撮影のために夫がGoproというカメラを買ったのですが、これが役人たちました。水中でバック転する練習など、私はかなりへっぴりだったのですがプール実習は合格で、海洋実習にでれることになりました。くる前に散々泳ぎの特訓をしたのに、200mの泳力テストがなかったのが正直残念でした。
オープンウォーター3日講習・2日目
海洋実習初日はプール実習でしたのとほぼ同じ内容で、海への入り方や海底から上昇する方法、マスククリア(マスクに入った水を鼻から息を吐き出すことで水を出すこと)の練習をしました。落ち着けば基本失敗はないはずですが、プールとは違って水に入ったときに感じる底に足がつかない,潜りながらうまく空気が吸えなかったらどうしよう、という恐怖感がつきまといます。私は「水中でリラックスできた」とは思えず1本目が終了しました。
オープンウォーター3日講習・最終日
海洋実習2日目も1日目と同じダイビングの実習。1日目にショーティとウェットスーツだけでは寒かったので、2日目はウェットスーツ2枚を借りました。思っていたよりハワイの海は冷えます。
2日目の私のヤマは、水中で完全にマスクの取り外しを行なう練習。コンタクトが取れたらどうしよう、息できなくなったらどうしよう、などありとあらゆる事故が頭に浮かんできて、心臓がバクバクして不安でいっぱいでした。
水中12mくらいまで潜るのですが、失敗=命に関わってくる、が緊張の理由。急浮上はできないし、(浮力の関係で肺が破裂してしまう)落ち着いてやるしかないのですが、もしものことを考えると怖くなって逃げ出したくなりました。海の中ではリラックス、リラックスと心の中で呟き、「事故は絶対にない!」と言い聞かせて、なんとか落ち着いてマスクの取り外し練習ができました。でもイヤーなひや汗💦かいていましたね。
かなり緊張しながらも全てのテストをクリアしたので無事実習も合格、めでたくオープンウォーターのライセンスがとれました。1ヶ月くらいしたら実物ライセンスが家に到着する、とのこと。もうあんな冷や汗は2度とかきたくない、と思ったのもつかぬ間、これから世界の海に潜れるのか〜、と思うとわくわくします。
今回お世話になったダイビングスクールはこちらです。言語は英語のみ。大丈夫かなぁ?と心配でしたが、理論をあらかじめ英語でおさえてからいったので、なんとかなりました。お世話になりました。ありがとうございました。
ホノルルから出て、オアフ島の東海岸を車で訪れた旅行記はこちらです。