友人や家族で集まるのでケーキを作るとき、果物をのせたタルトだと見た目が華やかになっていいですよね。
この記事では、フランスのパティシエ有名人といったらこの人、ピエールエルメ氏の「甘いタルト生地」Pâte sucrée レシピをご紹介します。作った翌日もタルト生地がぐんにゃりとすることなく美味しく食べることができます。作り方もとても簡単なのがいいところ!それではレシピです。
24−26cmのタルト型
1. ボールにバターを投入。2時間以上おいて室温で戻して、ポマード状になっているのが理想ですが、時間ないときはレンチンで10(〜15)秒でポマード状にするという技もあり。
2. 次に砂糖を投入し、バターとしっかり混ぜる。
3. とき卵を混ぜる。
4. バター・砂糖・卵がしっかり混ざったら、ふるった小麦粉、アーモンドプードル、塩を入れる。
5. ある程度混ざったら、手でこねて丸める。
6. 丸まりました!
7. ラップに包んで、手で潰す。この状態で2時間以上冷蔵庫に置き、生地が落ち着くのを待つ。
8. 生地を伸ばす。3〜4ミリが理想。オーブンを180度に温め始める。
ラップを十字にひいてその上で作業をすると、ラップにうまく張り付いて、生地を破くことなく型に置けます。(広げた生地をめん棒に巻きつけて型の上に置く技がどうもうまくできない人に・・)麺棒に少し小麦粉をふる。ラップを生地の上にもひいて、綿棒で伸ばすのもあり。
型の上に生地をのせて生地を合わせる。コップなど、底が平らなものを底・側面に押し付けると指あとが平になる。
余る上部の生地部分は、麺棒で転がしたり、ナイフで切ったり、最後は手を使って調整。(写真のような厚目のタルト型の時はナイフで整えるのが確実かも・・)
フォークで穴を開け、さらに1時間以上冷蔵庫で休ませて生地を落ちける。
9. タルトの中身をのせる前に、タルト生地だけ焼成。クッキングシートを敷いてタルトストーン、なければ、大豆・あずき・生米を重石としてひいて10分、クッキングシートと重石をとって10分焼成。オーブンの下段におくこと。(上段に置くと側面部分の焼きが早くなるため。)
それでも生地の中に空気が入っているようであれば、フォークでプスっとさすと空気が抜けます。
出来上がりです!↓
基本のタルト生地レシピがあると、簡単にタルトを作れるのがいいところ。すぐに使わないときは冷凍保管もできます。解凍するときは、冷蔵庫で。24時間くらい置くと解凍します。2倍の量を作って生地だけ小分けにして冷凍すると便利です。
りんご、ルバーブ、レモン、チョコレートなどのタルトケーキを作るときのバリエーションが増えました。
ピエール・エルメ氏のレシピ、お菓子作りをするときによく読みます。バターや砂糖多いな・・と思うレシピもあるのですが、私は本店のあるパリ方向に足を向けて寝られないくらい参考にさせていただいてます。
こちらの Le Larousse des Dessertsという本です。絵や写真が少ないのですが、フランス菓子レシピはほとんど網羅しているのではないでしょうか、参考になります。フランス語の勉強も合わせてできます。
レシピではないのですが、フランスのお菓子文化に興味がある方に、「お菓子でたどるフランス史」がおすすめです。歴史とお菓子と文化を紐付けながら読めるので興味深いです。🤗
このタルト生地を使って作る、リンゴタルトのレシピはこちら↓
フランス風 りんごのタルト タルト・オ・ポム (TARTE AUX POMMES)
ピエール・エルメ氏のデザートにご興味ある方、こちらも簡単レシピで美味しいですよ。あわあせてどうぞ。
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