【ボゴタ旅行】5 – おすすすめカトリック教会

【ボゴタ旅行】5 – おすすすめカトリック教会
 【ボゴタ旅行】4 – ボゴタ観光鉄板!ボテロ美術館と黄金博物館 の続きで、今回はボゴタでおすすめカトリック教会の話です。
 
宗教的な建築物や芸術からその土地の文化や歴史を知ることができるので教会や寺院見学は好きなのですが、コロンビアはカトリックの地。見応えのあるカトリック教会がいくつもありました。下記の教会訪問記です。
  • モンセラーテの丘(Cerro de Monserrate)にあるモンセラーテ教会  (Iglesia Basilica del Señor de Monserrate)
  •  塩の教会(ボゴタの近く、シキパラという町にあります Catedral de Sal)
  • サンフランシスコ教会( Iglesia de San Francisco)
  • ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン教会(Santuario Nuestra Señora del Carmen)

 

 

モンセラーテの丘の上にあるモンセラーテ教会 

ボゴタ市内が標高2600mなのですが、ここはさらにロープウェイ(もしくはケーブルカー)で500mほどあがった山の上、標高3152mにある教会です。富士山8合目くらいの高さなのですが、丘!なんですね。
 

下から見ると、かなり急角度。

 

ボゴタ市がよくみえてきました。上から見てもやっぱり角度は急でした。

 

 頂上に到着。お天気がよかったので市内一望。ボゴタ、大きいです。

 

モンセラーテ教会がみえてきました。

 
ここのイエス・キリストは十字架に磔られている像ではなく、地におろされた像が飾られています。
 

黒マリア像

  外にはお土産物やさんや軽食を食べれるところがあったので、小腹もすいていたし、ちょっとよってみました。
 

トウモロコシ、調理用プラタノ(Platano macho)、牛の腸をあげたものなどがありましたが焼きトウモロコシとプラタノを注文。トウモロコシは実が大きくて素朴な味、プラタノは熟していて甘くてどちらも美味しかったです。

 

 
初めての体験(?)コカ茶。コカインのコカです。
 
といっても別にラリッちゃうとかそんなことは全くなく、薬草みたいなかんじ。高山病にもいいというので、現地流にお砂糖を入れて飲んでみました。甘いアマチャヅル茶を思い出すような味で、自分のおうち用にも買ってみました。
 

モンセラーテの丘(モンセラーテ教会があります)

塩の教会 (Catedral de Sal)

シキパラ(Ziquipara)というボゴタ近郊の町にある塩の教会(Catedral de Sal)。数千年前から塩を採掘しており、昔はこれで金や穀物と交換していたとか。坑道の全長400km、地下4階からなる巨大な塩坑だったところに教会を作ったそうです。

  坑夫たちの働く様子の彫刻の下をくぐって入り口へ

 
 
トンネルを通ってさらに奥へ。トンネルの支えの間からも塩がでてきているのがわかります。
 

世界各国の旗のイルミネーション。壁にでている白っぽいものはもちろん岩塩。

↑こんなかんじで十字架が置いてある場所が14ヶ所あります。イエスが死刑の判決を受けてから、十字架を背負って歩き、最後に埋葬されるまでの道のり、ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)を模して作られたそうです。
 

岩塩をさわってみることもできます。

 
 大聖堂
 
いろいろなオブジェがありました。
キリスト誕生
 
 

 
岩塩をいかして彫った壁画
 

 
 塩の滝
 

 
 滝を拡大するとこんなかんじ。迫力の塩の塊です。

塩の教会 (Catedral de Sal)

 

サンフランシスコ教会 (Iglesia de San Francisco)

それから町の中心、黄金博物館近くにあるサンフランシスコ教会( Iglesia de San Francisco)。2011年に400周年を迎えた、ボゴタで一番古い教会だそうです。

 

 

 
祭壇の金色に圧倒されてしまいます。

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このマリアの祭壇も金色が印象的。
 

 

サンフランシスコ教会 (Iglesia de San Francisco)

 

黄金博物館から徒歩2〜3分の距離にあります。黄金博物館はボゴタの人気観光スポットなので、近くに訪れたらこの教会に寄ってみると面白いと思います。黄金博物館の話はこちらです。→ 【ボゴタ旅行】4 – ボゴタ観光鉄板!ボテロ美術館と黄金博物館

 

ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン カトリック教会(Santuario Nuestra Señora del Carmen)

こちらはボゴタ市内、カンデラリア地区にある聖堂、サントゥアリオ・ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン(Santuario Nuestra Señora del Carmen)です。
 

 

 

イタリア人の建築家が作ったという、ゴシック様式に中東のビザンチン様式、アラブ様式をおりまぜた教会。スペインのコルドバにあるメスキータを思い出します。メスキータってちなみに↓こんなかんじです。 
 

 

 

キリスト教では葡萄はいろいろな意味をもつシンボルとして(キリストの血だったり、祝福や繁栄の象徴だったり)講壇や皿、スプーンなどに使われているのですが、南米の教会では地元の食物、トウモロコシをこのシンボルに使っていることもあるとか。確かに黄金博物館で、プレコロンビアンの作った金の細工品にトウモロコシの形をしたのあったよなぁ、なんて思い出したりしてました。

ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン カトリック教会(Santurio Nuestra Señora del Carmen)

 

ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン カトリック教会の近くはあまり治安が良くないとのことなので、行く際にはお気をつけください。ボテロ美術館から徒歩5分程度の距離にあります。驚きの入場料無料のボテロ美術館の記事はこちらです。→ 【ボゴタ旅行】4 – ボゴタ観光鉄板!ボテロ美術館と黄金博物館

 

 

 



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