カルフールのテイクアウト寿司 Sushi Daily

カルフールのテイクアウト寿司 Sushi Daily

日本人経営ではない持ち帰り寿司発見

日本食ブームが高まる一方のバルセロナ。今日は大型ショッピングモール、Gran via 2にあるフランスのスーパー、カルフールの食品売り場の中に寿司専門の中食コーナー発見。日本人経営ではない寿司のテイクアウトを大きくやっているのをはじめて見ました。

 

 

その場で作ったものをパッケージングして販売しており、日本のスーパーのお惣菜コーナーを彷彿させます。空港やスーパーでたまにサラダなんかと一緒に寿司のお持ち帰りできるパッケージをみるのだけど、手に取ってみたいとは思わないレベル。しかし、ここのは普通に新鮮で買いたくなりました。

 

 

 

にぎり寿司にはスペインで食べる寿司の人気ネタ、まぐろと鮭、うなぎ中心。あとはカリフォルニアロールなどを含む巻き寿司。ちょっと高いよなぁ、と思いつつも(細長いパッケージの物は、1つが11-12ユーロくらいで8巻入り)、サーモンとアボカドの巻き寿司を買ってみました。
 

食べてみた感想

具は↓こんなかんじ。ご飯の量がすくなくて、中にかにかまとキュウリとアボガドが入ってる。シャリがいまいちだったけど、お持ち帰りできるスーパーで売っている寿司、としては優秀だと思いました。
 
 
私は今の時点のレベルなら、レストランでテイクアウトを頼むとは思うけど(値段と特に味の面で)、お惣菜のように買える手軽さがとても魅力的。もうちょっとご飯がおいしかったら、買うのもアリ、という評価です。しかし、この売り場、けっこう人がたかっており、買っていく地元人を多く見かけました。気軽に買えるのがいいのかも。バルセロナの日本食ブーム、外食産業は顕著だけど、中食にもじわじわと普及が見えてうれしい。
 

ヨーロッパ産の日本食材も販売

お寿司コーナーの横にはカップラーメン、のり、米、ビール、お酒などの一通りの日本食材があるのですが、日本ではみかけないヨーロッパ生産のものを置いています。例えば、インスタント麺は味の素の”親方ラーメン”シリーズ。お米は”はるか”というイタリア産の日本品種米を販売しています。スペイン産の日本品種米だと”みのり”が有名だけど、きっとフランスではイタリア産の米の方が流通しているんだろうなー、と思います。
 

 
 

お店の人は、全員中国人でした。途中、親分(マーネージャー?)らしき人が見せ回りにきて、あれやっておけよー、とか、これきれいにしておけよー、的な指示をしていました。

ヨーロッパ展開が進んでいる

看板を見るとSushi Dailyという会社によって運営されているのがわかります。カルフールの惣菜コーナーに大きく入り込んでいてすごいですよね。
 
もしかしたら他のヨーロッパの国のカルフールでもやっているのかな、と思って探してみたら、ブリュッセルの人のブログで、カルフールのSushi Dailyの話をしているものを発見。満足のいっている様子のわかるコメントと写真がありました。(記事はこちら) 
 

中食レベルでも広がってる様子が分かるスシ、日本食。生魚は食べたくない、という人に会うことがある一方、こういう普及の様子をみると、日本食への理解が確実にあがっているのがわかります。もっと安く、手頃に、気軽に食べるものとなってくれますように!

このチェーン店の6年後、2017年の記事がこちらです。→ テイクアウト寿司「Sushi Daily」進化中



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