エンダイブを使ったサラダフリゼ (Salade Frisée) のレシピと美味しいサラダを作るコツ

エンダイブを使ったサラダフリゼ (Salade Frisée) のレシピと美味しいサラダを作るコツ

サラダフリゼはフランス語のチコレフリゼ (Chicorée frisée)、英語のエンダイブ (endive) に当たるくしゃくしゃのサラダ菜を使って作ります。サラダは時間が経つと水分が出てダレてきて、味がイマイチになりますよね。この葉はシャキっとした感が残るので、時間が経っても水っぽい感じにならないのです。さらに具が沢山入っているのでボリュームもあり、パーティーの時におすすめです。時間がたってもダレてこないサラダ作りのコツも夫の叔母(フランス人・料理上手)に合わせて習ったので、サラダフリゼのレシピと合わせてご紹介します。

 

材料

チコレフリゼ 1玉、 固茹でのゆで卵 3個、 りんご1個、 セロリの芯の部分1本分、 グリュイエールチーズ(エメンタールチーズでもOK) 200gくらい、 松の実 50gくらい、 ベーコン(Lardon)かハム 300gくらい、 クルトン、 ニンニク(クルトン味付け用)バジル(今回は季節でないので入れませんでした)

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ドレッシング材料

オリーブオイル、 バルサミコ酢(ワイン酢)、 塩少々、 こしょう少々、 マスタード(甘めのもの)スープスプーン1杯、 トマト1個、 エシャロット2個(辛みの少ない玉ねぎ1個)、 黒オリーブの実はお好み

 

美味しいサラダ作りポイント

サラダのドレッシングのポイントは、油と酢の分量比を2:1にすること。

ここでもオリーブオイルと酢は2:1比率で作ります。このサラダに使うマスタードは食べて辛いものでなく、ホットドックにも使えるような甘めのものを使います。

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手順

1. 葉物を冷たい水にひたしてから、水をしっかり切る

ここがサラダ作りの1番肝心なところかも。氷を用意しなくてもいいのですが、野菜を洗うついでに冷たい水に数分浸せるとかなりパリッとします。そのあと、野菜水切りでしっかり水切りしましょう。やや手間ですが、半分くらいの量で水切りしていくとかなりしっかりできます。水をしっかり切るのは、美味しいサラダを作る必須条件です。

キャベツの芯のような感じで、チコレフリゼの葉の白い部分はとったほうがいいのかな?と思いきや、ここが美味しいのよ〜!捨てちゃダメよ!!とダメ押しされました。食べ方がわかっている人が横にいると助かります。

 

美味しいサラダ作りポイント

サラダに使う葉物は冷たい水に浸してパリッとさせ、水切りをしっかりすること。

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2. 材料を用意する

各材料の切り方と注意点です。

 

  • ドレッシングに入れる野菜、エシャロット、トマト、黒オリーブは細かく切ります。
  • セロリの芯、固茹でのゆで卵も細かく刻みます。卵の形を残したければ、大きく切ってもOKです。りんごとグルイエールチーズは薄くスライス。
  • ベーコンは油をひかず焦げ目が見えるくらいまで焼き、出てきた油も取り出し、サラダに入れること。
  • クルトンは、硬くなったフランスパンを輪切りにしてオーブンで焼いた後に生のニンニクをこすり付け、そのあとブロックに切ります。クルトン1粒が小さくなりすぎると後々水分を吸った時に美味しくないので、少し大きめ親指第1関節くらいが目安(お好みですが)。

 

3. 材料を混ぜる

美味しいサラダ作りには野菜やドレッシングの入れる手順に気をつけないといけません。基本、器にはドレッシングを1番最初にいれ(最後に入れない)、次にトマトと玉ねぎ系の野菜を入れます。ここをよくからめてから、他の野菜や具材を入れていきます。

サラダを作る器にドレッシングを入れます。その後、トマト、エシャロット、黒オリーブの実を入れてよく混ぜます。

次にチコレフリゼを入れ、よく混ぜ合わせます。さらにクルトン以外の具を入れて、ややシナっとなるくらいまで混ぜ合わせます。

クルトンはカリカリ感を持たせるために最後に混ぜます。

 

美味しいサラダ作りポイント

サラダを器に入れる順番は、ドレッシング、次にトマト、玉ねぎ系、続いて葉物とその他具材で。ドレッシングと野菜をしっかり混ぜること。

出来上がりです!

このチコレフリゼが大きかったこともあって、大人15人くらいでちょうどよく食べれました。

 

 

今日の収穫

あまり考えずに野菜を切って混ぜてもサラダはできるのですが、守るべき注意点や手順をしっかり守るだけでかなりグレードアップします。どんなサラダづくりの時も、

  • 冷たい水に葉物を浸してパリッとさせて、水分をしっかり切ること
  • 混ぜるときはドレッシングが最初、次にトマトと玉ねぎ系(パセリみじんが入るときはここで合わせる)
  • サラダ菜がややシナっとなるくらいまで混ぜ、葉物にしっかりドレッシングをしみわたらせる
  • ドレッシングの油と酢の対比は 2:1目安

これらのポイントを守るだけで格段に味がかわることが実感できると思います。ぜひ作るときに少しだけ気を遣ってみてくださいね。

ちなみに、フランス語で「サラダとドレッシングとよく混ぜ合わせること」をいうのに、”Fatiguer la salade” (サラダを疲れさせる)という表現があります。「混ぜる」より雰囲気が伝わる言い方で、大好きなフランス語表現の1つです。

 

 

 



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